代表取締役社長 𠮷田貞裕
どのような人材を求めるか
新入社員の場合、住宅関連業界や木材に興味があり、なおかつやる気があれば、それだけでいいのです。業務を遂行するに当たって必要なスキルは、入社後にすべて指導します。ですから、入社時点では、木が好きで好きでたまらない、住宅業界に就職したいという学生を求めます。やはり自社の取扱い分野に興味があるということは必須条件です。そういう意味で、難しい言葉はいりませんが、志望動機のしっかりしている学生が望ましいと考えています。
見て、さわって、かついで、覚えろ
基本的に大学を卒業したばかりの新入社員が、そのままですぐに戦力になることはできません。私たちのスタンスは、「見て、さわって、かついで、覚えろ」。材木を見る、さわる、かつぐ。この3つの動作を繰り返し、繰り返し、体にしみこませる。もちろん、座学で学ぶべきことはたくさんありますが、先輩社員の背中を見る、あるいは木を見て覚えるということが基本です。
特に木材の場合、建材やプレカットと異なり、一つとして同じものはありません。同じ種類の木であっても、以前に入荷したものと新たに入荷したものでも、育った環境によっても大きく異なるのです。
木を知らないと、売ることはできません。すべての基本として、徹底的に木に精通していく努力が必要であり、そのためには、見て、さわって、かついで覚えていくしかないのです。