若手インタビュー |
失敗が好転。迅速かつ誠意ある対応で、新たな受注
Q5 転機となった出来事
入社以来、いちばん印象に残っていることは?
お客さまである材木店さんから、初めてお叱りを受けたこと。屋根に使う材木のカットが違っていて、現場で組み上がらなくなってしまったのです。上棟の日は決まっているのに、屋根が上がらず作業がストップ。すぐに先輩に相談し、現場に急ぎました。原因は、お客さまと私の思い違い。CAD~工場の方たちの協力もあり、正しいサイズにカットした材木をスピーディーに納品をすることができました。まわりの社員に助けてもらいながら誠意をもって対応しましたが、正直なところ、このお客さまとのお付き合いはこれで終わってしまったな、と随分悔やみました。ところが、しばらくして新たな見積もりの依頼がきたのです。このときは、本当にホッとしました。
このときの反省をどのように生かしていますか。
仕事をするうえで大切にしているのは「一つひとつを丁寧に」ということ。このときの経験が生んだ、私のモットーです。一つひとつの手順、お一人お一人お客さま、というように、しっかりと向き合って正確に進めていくことを、前にも増して心がけるようになりました。
たくさんの引き出しに詰まったさまざまなアイデア、スピーディーな対応に憧れ
Q6 先輩の指導について
先輩の存在・指導は自分にとって、どのように役立ちましたか?
営業の先輩は6人。全員が頼れる存在で、目標でもあります。自分の中にたくさんの引き出しを持っていて、お客さまの要望に対してさまざまな角度からアプローチする様子を目の当たりにすると、流石だなぁと思いますね。また、先輩方は段取りも行動も判断も、何もかもがスピーディー。お客さまに喜んでいただくことを考え、他の部署の社員さんにも要望を的確に伝えているのを見ると、純粋に憧れます。
先日、個人のお客さまから新築の住宅で「柱と柱の間に入る筋交いを見せたい。でも金物は見せたくない」というご要望がありました。先輩に相談すると、金物を使わず、柱に筋交いを彫り込ませる方法を提案してくれました。お客さまの希望を叶え、住宅としての納まりが良い方法を私も学ぶことができました。
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